写真家が教えたくないNikonD7500用マクロレンズの選び方
ニコンD7500でマクロレンズを探すときにまず選択肢にあるのが105mm、60mm、40mmの単焦点マクロレンズです。
初心者がまず最初に購入するべきマクロレンズは標準焦点距離(50mm前後)がオススメと言われています。
また、ポートレートには焦点距離が中望遠の90mmマクロレンズも人気が高いです。
マクロ撮影と言えば花や虫というイメージがあるかもしれませんが、人物撮影で使うマクロレンズは素晴らしい写真が撮れますよ。
背景は単焦点レンズよりもボケるのでオススメです。

そのかわりピント合わせが難しいという点もありますがww
ニコンD7500で中望遠マクロレンズというとAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDがそれにあたります。
このエントリーではD7500に合わせるマクロレンズはどのレンズが良いのか調べてみましたよ。
Nikon 単焦点マイクロレンズ AF-S Micro 60mm f/2.8G ED
開放F2でボケ感があるポートレート写真が撮れるマクロレンズとは?
ニコンのマクロレンズは、開放絞りがF2以上に明るいものがありません。
D7500は感度耐性があるレンズだから、明るさの面ではISO感度で調節すれば問題ないですが、ボケ味はやや薄れますね。
そこで多くの写真家がNikonのカメラに合わせるマクロレンズでタムロンを選択しています。
実はタムロンのマクロレンズは写真家に定評があって、ポートレート撮影ではタムロンが人気です。
TAMRONは、世界初のF2という開放絞りの等倍マクロレンズTAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1を作り出しています。
60mmでF2だとポートレートの撮影にもかなりのボケ味を期待できそうです。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 ニコン用
D7500はDXフォーマットの一眼レフカメラなので、このレンズの60mmの焦点距離は35mm判換算で90mm程度になり、画角は約26度です。
そして、このマクロレンズは1:1の等倍撮影ができるのもポイントの一つです。

等倍とは被写体と撮像素子上の像が同じ大きさにできると言う意味です。
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写真は flickr TAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 作品から引用しています
明るいレンズは、必然的にレンズ口径が大きくなるが、それで各種収差の補正が難しくなります。
TAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1の場合には収差の補正を、大型異常低分散レンズを使用することで達成しているそうですね。
また、レンズコーティングも新方式を採用して、ゴーストやフレアを出にくくしているようです。
これらの技術によって、マクロレンズ本来の動植物撮影だけでなく屋外でのポートレートなど幅広い撮影に対応できるようになっています。
フルタイムマニュアル機構が便利!ピント合わせがやりやすいタムロンマクロ
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写真は flickr TAMRON SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 作品から引用しています
マクロレンズは、マニュアルフォーカスでの撮影も多くなります。
多くのレンズは、AFとMFはスイッチで切り替えますが、このマクロレンズはピントリングを回すだけでMFに切り替わる構造をしています。
そのためAFで合わせたピントの微調整をしたい時には、面倒な操作なしに連続的にMFへ移行できるのも魅力的です。
最小撮影距離は0.23m、レンズ先端から被写体までの最小距離(ワーキングディスタンス)は0.1m。
全長は90mm弱で重さは約350グラムとなっています。
長さはありますが意外と軽くて持ち運びにも問題はないでしょう。
TAMRON 単焦点マクロレンズ SP AF60mm F2 DiII MACRO 1:1 ニコン用