こんなに違うの?D7500の外部マイクと内蔵マイクの音質
D7500には内蔵マイクが装備されており、動画を録画した場合に機能します。

内蔵マイクで音はなんとか録れている程度です。
それほどクリアでもなく、サーっという雑音やオートフォーカスの駆動音も録音されてしまうのが残念です。
そのような雑音が入らないようにするためにはD7500に外付けマイクを装着するしかありません。
ここではD7500にオススメの外部マイクを紹介します。
Nikon デジタル一眼レフカメラ D7500 ボディ
Nikon純正にこだわりたいD7500ユーザーにオススメのME-1
D7500は内蔵マイクを装備しているので、動画撮影などで音声も当然録音出来るようになっています。
だけど、AFの作動音やカメラ操作時の音を拾ってしまうことも良くあります。
これを回避するためのアイテムでNikonではステレオマイク ME-1が用意されています。
この外部マイクは、小型でD7500のアクセサリーシューにセットするのが普通です。
付属するウィンドスクリーンを使えば、風の音などを軽減できるようになっています。
Nikon ステレオマイクロフォン ME-1
この動画はNikonD3200と標準レンズ18-55mmにNikonの外付けマイク ME-1を装着して収録しています。
ホワイトノイズやレンズのAF作動音がどのぐらい違ってくるかよくわかるのでぜひ視聴してみてください。
ローカットフィルターを装備したNikon ME-1
ステレオマイク ME-1はガンタイプの形状で、左右それぞれ指向性を持っています。
手前の部分には、ローカットフィルターのスイッチがあるので、普段はFLATで、低音域をカットしたい時にはL-CUTにすれば良いでしょう。
それからショックマウントが付いているので、振動等のノイズからも守られる仕組みになっています。

ちなみにマイクの形式はコンデンサー型です。
この外部マイクの使い方は簡単で、D7500のアクセサリーシューにセットしたら、ステレオミニプラグをボディ側面のマイク端子に差し込むだけです。
また、AFの動作音は内部マイクより大幅に軽減できるようになっています。
もし、D7500で音声入りの動画撮影をある程度本格的に行いたいなら、この外部マイクを試してみると良いでしょう。
価格も手頃だし、上級外部マイクへのステップとしても使えるでしょう。
Nikon ステレオマイクロフォン ME-1
お手ごろ価格の外部マイク
カメラの内部電源を使うので電池要らず
ローカットフィルター付き
音質にこだわる。トラブルを避けるなら電池内蔵タイプがベスト
プラグインパワーマイクの長所・短所
外部マイクはME-1のようなプラグインパワーと呼ばれる製品が主流となっています。
プラグインパワーの外付けマイクの特徴は電池を必要とせず、カメラの内蔵電源で動きます。
電池の消耗は気にする必要がないので便利ですが、プラグインパワーのマイクは録音されない、左右の片方しか音が入らない、ノイズが乗るという現象が時折起こります。
これはカメラとマイクの相性以外にも様々な原因で起こりえます。
また、一眼カメラはステレオミニプラグで外付けマイクを接続することもトラブルが多い原因の一つです。
電池を要するマイクの長所・短所
これに対して電池を必要とする外付けマイクはカメラのバッテリーを気にせず使用できるメリットがあります。
ただし、マイクの電池が切れると当然音声収録できず、電池が切れたことに気がつかないで収録した場合、音が全く収録できていないというトラブルに合う恐れもあります。
これはプラグを指している限り、カメラの内蔵マイクが働かないことが原因です。
だけど、電池を要するマイクはプラグインパワーのマイクよりもトラブルが少なく、クリアな音が収録できる傾向があります。
どうしてもノイズが気になる。もっと感度の良いマイクが欲しいと思ったら、電池を要するタイプのショットガンマイクを選択するのもひとつの手でしょう
このタイプのマイクでオススメはRODE VideoMic Rycote ビデオカメラ用ショットガン・コンデンサー・マイクです。
RODE VideoMic Rycote ビデオカメラ用ショットガン・コンデンサー・マイク