撮影時の手ブレを防ぐバッテリーグリップの思わぬメリット
バッテリーグリップとは縦グリップとも呼ばれているもので、バッテリーを長持ちさせるために後付けでバッテリーを追加搭載できるものである。
バッテリーが長持ちすることはもちろん、本体が大きくなったことにより持ちやすくなる。
このところカメラ本体は全メーカーともに小型軽量化が進んでいることもあってレンズのほうが重くなり前重心になりがちだ。
バッテリーグリップはそれが解消されてバランスが良くなったりする。
持ちやすくなることで例えば動画の撮影なども手ブレを防げるようになり、撮影が楽になったりするといった利点もある。
D500はサイズも程よく、グリップ感もあるのでD5500やD3400に比べると握りやすい。
だが、バッテリーグリップを装着してみるときに圧倒的に安定感が増すことに気がつくだろう。
Nikon D500レンズキット AF-S DX NIKKOR 16-80/2.8-4E ED VR
D500のバッテリーグリップ選びは純正?それとも互換品が良い?
しかしここで気になるのはバッテリーグリップには純正と互換品があるということだ。
D500の純正はMB-D17だが、これにも互換品が存在する。
この動画はYouTube TomTom channelさんの「【Nikon D500】 バッテリーグリップ MB-D17 と 互換品 Vertax D17」だ。
これほど細かくバッテリーグリップのレビューをしてくれている動画は他にない。MB-D17と互換品のどちらを購入するか迷っているならぜひ視聴してみよう。
互換品とは純正によく似た商品という認識で十分である。純正ではないので値段が安く購入しやすいというのも利点だ。
Nikon ニコン MB-D17 マルチパワーバッテリーグリップ
お値段が安くて経済的
バッテリー、電池のどちらでも使える
注意点とすれば互換品は純正よりも商品としての安心感、安全性は不確定。
値段相応と考えたほうが良さそうである。
メーカーによってもその精度や性能はかなり違う。
ここで紹介ししたVertax D17は評判が良い製品だ。
純正にしても互換品にしても、少なからず効果はあるので経済事情や安定感を加味して購入すべきである。
また見た目では純正のほうがやはりしっくりくるという意見が多く、見た目でプロっぽいというカッコよさを求めるのであれば断然純正の購入がオススメである。
いずれにせよ重量は増えるのでその点は注意が必要だ。
Nikon マルチパワーバッテリーパック MB-D17
さすが純正品と思わせるほど高級感がある
D500ボディとジャストフィットする
ホールド感が増し、プロっぽく見える