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Nikonの50mm単焦点レンズが欲しくなった時、ここで紹介する2本のレンズのどちらかで迷うでしょう。
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8GとAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gです。
単焦点レンズとは一般的に絞り最大解放値(F値)が争点になると言われていますが、F1.4とF1.8でどのぐらいの違いがあるでしょうか?
ここではその違いを検証してみましょう。
Nikon D850 ボディ
AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G
FXフォーマットとDXフォーマットの切り替えができるNikon D850ですが、FXフォーマットでの標準系単焦点レンズを選ぶとすると、AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gと同f/1.4GそしてAF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gが候補に上がるでしょうか。
標準系単焦点レンズは、人が普通にものを見る時と同じ画像が得られます。
画角で言えば45度前後です。
50mm f/1.8GはFXフォーマットの画角が47度、DXフォーマットでは約31度と少々望遠系です。
一方58mm f/1.4Gは、それぞれ約40度と約27度の画角になります。
どちらもFXフォーマットでは、画角が45度からそれ程離れていないので自然な写真が撮れるでしょう。
58mm f/1.4Gの方がすこし望遠側によっています。
そのため、風景を含めてより広い画角で撮影したい場合はすこし不利なレンズとも言えます。
反対にポートレートなど凝縮した感じの写真を撮りたい場合は58mmのほうが良い場合があります。
50mm f/1.8Gと58mm f/1.4Gは、焦点距離の他に開放f値も違っています。
レンズのf値は、f1.4 f2.0 f2.8と値が大きくなる毎に光量が2分の1になるのですが、f1.8とf2.0とほとんど区別できません。
よってf1.8は、f2.0との差別化を強調したものと考えられますが、f1.4はf1.8よりは開放絞りでの光量が明らかに2倍近く多くなります。
58mm f/1.4Gのような明るいレンズの良いところは、暗い環境での撮影でもあまり苦にしないことや絞り開放付近での背景のボケを強調できることでしょう。
そして58mmと少し望遠側であることもボケを活かした撮影が得意です。
これは人物などの撮影に多用される撮影方法ですから、特に被写体に近寄って撮影するのが好きな人に向いていると考えられます。
DXフォーマットでの35mmカメラ換算の焦点距離は、50mm f1.8Gは75mmへ58mm f1.4Gは87mmと望遠系になります。
こちらもポートレートなどの撮影には、よく使われる焦点距離のレンズです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G Fマウント フルサイズ対応
この二本のレンズのどちらを購入するのか非常に悩ましいと思いますが、ボケ感を生かしたポートレート撮影なら58mm f/1.4Gがキレイです。
ただ、レンズは開放すればするほどピント合わせが難しくなるので、撮影のしやすさで言うと50mm f1.8Gとなります。
腕に自信がある方は、よりF値が小さい単焦点レンズがオススメです。
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G フルサイズ対応
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G Fマウント フルサイズ対応